「GlobalBuyっていうECサイト運営の副業、本当に申し込んで大丈夫かな……」 SNSやLINEで「誰でも簡単に稼げる」と案内され、怪しいと検索してここにたどり着いた人もいると思う。 その"なんとなく不安"は、たいてい正しい。 タダシの家族も、SNS広告の「AI自動投資」を信じて30万円を入れ、出金できなくなった。 だから、お金を入れる前の心細さはよくわかる。 悪いのはあなたじゃない。 ただ、確認する場所を知らなかっただけだ。 このページでは、GlobalBuyを頭から「詐欺だ」と断定はしない。 ただ、登録やお金の前に、運営元は誰か・特定商取引法の表記はあるか・出金の仕組みはどうなっているかを、公開情報で一緒に確かめておきたい。 宣伝されている内容(伝聞)と、公的な記録やルールで確認できる事実を分けて整理する。 判断は、最後まであなたに返す。
「ECサイトの運営で誰でも簡単に稼げる」とSNSやLINEで案内される副業「GlobalBuy」(developmenti.top)。 運営会社名・住所が不明で、出金できないという声があると噂されるこの案件について、詐欺だと決めつける前に、運営元・特商法表記・出金の仕組みを公開情報の物差しでタダシが一緒に確かめていく。
この記事の目次
結論:詐欺とは断定できない。ただ、三つだけ確かめておきたい
先に結論から言う。 「GlobalBuy」(developmenti.top)について、現時点で「詐欺だ」「違法だ」と断定できる公開情報は、タダシが確認した範囲では見つからなかった。 特定の人や会社を名指しで犯罪者だと決めつけることは、このサイトではしない。
そのうえで、お金を入れる前に確かめておきたい点が三つある。 ①運営しているのは誰か(会社名・住所・特定商取引法の表記)②「出金できない」という声の正体③SNSの入口とLINE誘導の意味——この三つだ。
ここから先は、参考記事やネット上で言われている話(伝聞)と、公的なルールや統計で確認できる事実を、はっきり分けて見ていく。 順番に確かめていこう。
運営元が「不明」——まず特定商取引法の表記を確かめる
GlobalBuyはdevelopmenti.topというサイトで案内されているが、参考記事によると運営会社名も住所も「不明」とされている。 ここはあなた自身の目で確かめてほしい一点目だ。
日本でインターネットを通じて商品やサービスを売る事業者には、特定商取引法(ネット通販などの取引ルールを定めた法律)にもとづいて、サイト上に決まった情報を表示する義務がある。 消費者庁の特定商取引法ガイドでは、表示すべき事項として「販売業者の氏名(名称)、住所及び電話番号」が挙げられ、住所は「現に活動している住所を正確に表示する必要がある」、電話番号は「確実に連絡が取れる番号を表示することが必要」と説明されている。
つまり、まともに営業している事業者なら、会社名・住所・電話番号を隠す理由は本来ない。 「特定商取引法に基づく表記」が見当たらない、または会社名や住所が空欄になっているなら、それ自体が「立ち止まるサイン」だ。 詐欺だと断定はしないが、お金を入れる前に必ず確認しておきたい。
「出金できない」という声をどう見るか
二点目は「出金できない」という声だ。 参考記事やネット上では、「少額なら出金できたが、大きく入れたら出金できなくなった」「出金のために手数料や税金、保証金を追加で求められた」といった声が報じられている。 これは伝聞だが、形には見覚えがある。
金融庁は無登録業者との取引は要注意というページで、登録を受けていない業者とのトラブル事例として「出金の拒否や法外な出金手数料を請求される」「急に連絡が取れなくなる」を挙げている。 最初に少額を出金させて信用させ、大きく入れさせてから出金できなくする——という流れも、国民生活センターが繰り返し注意してきた形だ。
ここで覚えておきたいのは、「一度出金できた=安全」ではないということ。 少額の出金は、信用させるための入口になりうる。 そして「税金」「手数料」「保証金」を先に払えば出金できると言われたら、そこはいったん立ち止まる場面だ。
- 「少額なら出金できた」だけで信用しきらない(信用させる入口の可能性)
- 出金のために「税金」「手数料」「保証金」を先払いするよう求められていないか
- 出金できない・連絡が取れないは、無登録業者トラブルの典型として公的機関も挙げている

入口はSNSの「もうけ話」——なぜLINEに誘導されるのか
三点目は入口だ。 GlobalBuyのような案件は、InstagramやX、ThreadsといったSNSで「誰でも簡単に稼げる」と声をかけ、DMやコメントからLINE登録へ誘導していく形が多い、と報じられている。
なぜLINEに誘導するのか。 SNSの公開された場と違い、LINEは1対1の閉じた場所で、こちらのペースで連絡が届きやすい。 だから「あと○名で募集終了」「今だけ」と急かす言葉が効きやすくなる。 判断を急がされていると感じたら、それ自体が立ち止まるサインだ。
こうした「もうけ話」のトラブルは、特別な誰かの話ではない。 消費者庁のSNSなどを通じた投資や副業といった『もうけ話』にご注意ください!によると、SNSをきっかけにした投資・副業トラブルの相談は近年急増し、国民生活センターの公表では、関連する相談件数が2021年度の52件から2023年度には1,629件へと、2022年度比で約9.6倍に増えたとされている。 あなたが不安に思うのは、当然のことだ。

相手は海外にいるかもしれない——「.top」ドメインと送金トラブル
もうひとつ見ておきたいのが、サイトのドメインだ。 GlobalBuyのアドレスは「developmenti.top」で、「.top」は世界中の誰でも取得できるドメインの一つ。 運営者が日本にいるとは限らない。
相手が海外にいる場合、国民生活センターの越境消費者センター(CCJ)が相談を受け付けている。 ただしCCJ自身が、詐欺が疑われる海外通販では「代金を支払った後は連絡が取れなくなる」「支払ってしまった場合、返金してもらうことも大変困難」だと説明している。 お金を送ってからでは取り戻しが難しい——だからこそ、送る前の確認に意味がある。
海外の相手・使い捨てのドメイン・連絡先が個人名義。 こうした要素が重なるほど、後から相手にたどり着くのは難しくなる。 これも、入金前に確かめておきたい点だ。

もし支払ってしまったら——窓口と、覚えておきたい数字
もしすでにお金を払ってしまっていても、自分を責めないでほしい。 悪いのは、巧妙な手口であなたを狙った側だ。 そして、まだできることはある。
まずは証拠(LINEやメールのやり取り、振込明細、サイトのスクリーンショット)を残すこと。 そのうえで、クレジットカード払いなら早めにカード会社へチャージバック(返金手続き)を相談し、消費者ホットライン「188」(国民生活センター・各地の消費生活センター)や警察にも相談しておきたい。 動くのは早いほどいい。
この種の被害が「他人事ではない」ことは、数字にも出ている。 警察庁の令和7年の暫定値では、SNS型投資詐欺の認知件数が9,538件、被害額は1,274.7億円にのぼるとされている。 これだけの人が同じ入口でつまずいている。 だから、申し込み直前のあなたが立ち止まるのは、決して臆病なことじゃない。

判断するときに押さえたいこと
GlobalBuy(developmenti.top)について、タダシが確認できたのはここまでだ。 「詐欺だ」と断定できる公的な証拠は確認できなかった。 だが、運営会社名や住所が不明とされること、「出金できない」という声、SNS・LINEからの勧誘という入口は、いずれも金融庁・消費者庁・国民生活センターが繰り返し注意してきた「立ち止まるサイン」と重なっている。 ここまでのチェック項目を、あなた自身の手で埋めてみてほしい。 ✓が埋まらない欄が多いほど、立ち止まる理由は増えていく。 答えはたぶん、すでに公開情報の中にある。 最終的に判断するのは、あなた自身。 ただ、その判断材料を増やすお手伝いだけは、タダシがします。
- サイトに「特定商取引法に基づく表記」があり、運営会社名・住所・電話番号が具体的に書かれているか
- 出金のために「税金」「手数料」「保証金」などの先払いを求められていないか
- 「少額だけ出金できた」ことを根拠に、大きな入金へ進もうとしていないか
- SNSやLINEで「あと○名」「今だけ」と判断を急がされていないか
- 運営者の連絡先が個人名義・フリーメール・海外ドメインなど、後からたどりにくい形になっていないか
出典・参考情報
- 消費者庁「SNSなどを通じた投資や副業といった『もうけ話』にご注意ください!」 ↗
- 国民生活センター「SNSをきっかけとして、著名人を名乗る、つながりがあるなどと勧誘される金融商品・サービスの消費者トラブルが急増」(2024年5月29日) ↗
- 消費者庁 特定商取引法ガイド「通信販売広告Q&A」 ↗
- 特定商取引に関する法律(e-Gov法令検索) ↗
- 警察庁「令和7年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について(暫定値)」 ↗
- 金融庁「無登録業者との取引は要注意!! ~無登録業者との取引は高リスク~」 ↗
- 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」 ↗
- 国民生活センター 越境消費者センター(CCJ) ↗

タダシ
情報をひとつに絞らず、運営情報・料金・条件をそれぞれ確かめてみてください。判断に迷う点があれば、一緒に整理します。