その案件、本当に申し込んで大丈夫かな——その"なんとなく不安"は、たいてい正しい。 SNSの広告やLINEで「ENDO(エンドー)」という仮想通貨の話を持ちかけられ、『1日10万円稼げる』『初期費用を払えばすぐ増える』と案内された。 そんな流れで、ここに来たのだと思う。 先に大事なことを言っておく。 タダシは、ENDOという案件を『詐欺だ』とは断定しない。 当サイトが調べた範囲では、ENDOという名称そのものについて公的機関の処分や警告を一次情報で確認できなかった。 だから決めつけはしない。 ただ、ひとつだけ確かめておきたい。 『簡単そう』と『簡単に勝てる』は、混ぜないでおきたい。 広告の言葉ではなく、公開情報で説明が通るかどうかが大事だと思う。 このページで一緒に見るのは「やめろ」でも「やれ」でもない。 お金を入れる前に、あなた自身で確認できる4つのポイントだ。 判断は、最後まであなたに返す。
「ENDO(エンドー)」という、SNS・LINE経由で『1日10万円稼げる』とうたう仮想通貨(暗号資産)の投資案件に登録しようか迷っている人へ。 タダシは『詐欺だ』とは断定しない。 ただ、お金を入れる前に、暗号資産の登録の有無・無登録業者のリスク・断定的な言い回し・SNS型投資詐欺の被害状況という、公開情報で自分の手で確かめられる4つの確認ポイントを整理する。
この記事の目次
結論:『1日10万円』を、公開情報で確かめてから決める
結論から言う。 タダシは、ENDOという案件や、それを案内してきた人を『詐欺だ』とは言わない。 当サイトが調べた範囲では、ENDOという名称固有の行政処分や注意喚起を一次情報で確認できなかったからだ。 決めつけはしない。
だからこの記事は「今すぐ逃げろ」と言うためのものではないし、「登録しろ」と背中を押すものでもない。 確かめたいのは別のことだ。 広告の『1日10万円』という言葉を、そのまま『この投資は大丈夫』という判断に流し込んでいいのか——その切り分けである。
ここから先は、①暗号資産の取り扱いに必要な登録があるか、②無登録業者との取引はどんなリスクがあるか、③『1日10万円』という断定的な言い回しが引く法律の線、④SNS・LINEを入口にした被害が今どれくらい起きているか——の4つを、公開情報で順番に確かめていく。
そもそも、どんな"流れ"か——SNS広告・LINE登録から、初期費用、そして出金
まず、自分が何に誘われているのかを確かめたい。 よくある型はこうだ。 入口はSNSの広告や、知り合いを装ったメッセージで、『1日10万円稼げる』『誰でも簡単』というやわらかい呼びかけになっている。
そこからLINEの友だち追加へ進む。 登録後に『初期費用として数万円〜数十万円が必要』と案内され、入金する。 そして、いざ利益を出金しようとすると、出金できない・メンテナンス中だと言われる——こうした流れがネット上で報告されているとされている。
ここで覚えておきたいのは、"簡単に始められる雰囲気"と"そのお金が後で引き出せるか"は、まったく別物だということだ。 SNS・LINEを入口にした投資勧誘の型については、当サイトの「FIREを目指す仲間」「投資コミュニティ」に誘われたら──LINEグループから自動売買ツールへ進む前に確かめたい5つのことでも整理している。
なお、ここで言う"流れ"はネット上の体験談を含む。 タダシが裏を取れた事実と、伝聞は分けて書く。 ここから先は、公開情報で確認できることだけを淡々と並べていく。

確認ポイント①:暗号資産(仮想通貨)を扱うのに必要な「登録」があるか
最初に確かめたいのは、登録の有無だ。 金融庁は「国内で暗号資産と法定通貨との交換サービスを行うには、暗号資産交換業の登録が必要となりました」と明記している(出典:金融庁「暗号資産の利用者のみなさまへ」)。 根拠は資金決済に関する法律だ。
つまり、暗号資産を売買・交換させる事業には、原則として登録という公的な入口がある。 そして登録を受けた業者は、金融庁が公表する「免許・許可・登録等を受けている事業者一覧」で誰でも確認できる(出典:金融庁「免許・許可・登録等を受けている事業者一覧」)。
だから、ENDOの運営元の名称が、その一覧に載っているか。 ここはタダシではなく、あなた自身でも一覧を開いて確かめられる。 広告の言葉ではなく、一覧という一次情報で照らすのが、いちばん確実だと思う。

確認ポイント②:無登録業者との取引は「高リスク」——出金拒否・連絡不通の声
もし運営元が登録一覧で見つからない場合、それは無登録業者(金融庁に登録せず金融商品を扱っている業者のこと)という可能性が出てくる。 ここで金融庁の記述が効いてくる。
金融庁は「登録を受けていない『無登録業者』は、投資者等の保護のための態勢が確保されているか当局では確認できず(中略)預けた資金を出金しようとしたときに(中略)出金の拒否や法外な出金手数料を請求されたりするほか、これまで連絡が取れていたのに急に連絡が取れなくなるといったトラブルに遭ったという声が多く寄せられています」と書いている(出典:金融庁「無登録業者との取引は要注意!! ~無登録業者との取引は高リスク~」)。
注目したいのは、『出金できない』『連絡が取れない』が、口コミではなく金融庁自身が公的に書いている記述だという点だ。 ENDOで報告されているとされる流れと、ここに書かれた型は、形が近い。 仮想通貨のウォレットや出金まわりの確認は、当サイトのMetaMask(メタマスク)を使う前に確認したい、仮想通貨ウォレット詐欺の予防ポイントも参考にしてほしい。

確認ポイント③:『1日10万円』という断定的な言い回しが引く線
次に、広告の言葉そのものを見たい。 『1日10万円稼げる』『必ず増える』は、聞こえはいい。 だが、投資に"確実"はない。 ここに法律の線がある。
金融商品取引法第38条第2号は、「顧客に対し、不確実な事項について断定的判断を提供し、又は確実であると誤解させるおそれのあることを告げて金融商品取引契約の締結の勧誘をする行為」を禁止している(出典:e-Gov法令検索「金融商品取引法 第38条」)。 ざっくり言うと『必ず儲かる、と言い切って勧誘してはいけない』というルールだ。
ただし、暗号資産の勧誘がこの条文に直接当たるかは案件の実態次第で、資金決済法の規制と重なる場合もある。 だからタダシは『違法だ』とは断定しない。 それでも、『必ず』『確実に』『1日◯万円』と言い切る勧誘には、まず一歩引いておきたい。 新規トークンや暗号資産案件を買う前の見方は、SKILLCOIN(スキルコイン)は買って大丈夫? ICO・新規トークンを買う前に確かめたいことでも整理している。

確認ポイント④:SNS・LINE型投資詐欺の被害は、今どれくらい起きているか
最後に、全体の状況も見ておきたい。 これは個別の案件評価ではなく、背景として知っておくと判断の助けになる。
警察庁の確定値によると、令和6年のSNS型投資・ロマンス詐欺は、認知件数10,164件、被害額1,268.0億円だった。 前年と比べて認知件数でおよそ2.6倍、被害額でおよそ2.8倍に増えている(出典:警察庁「令和6年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について(確定値)」)。
国民生活センターも、SNSで知人を装う人物が暗号資産投資を勧誘してくる手口に注意を呼びかけ、「被害回復は困難」だとしている(出典:国民生活センター「SNSで勧誘される詐欺的な暗号資産の投資話 被害回復は困難です」)。 お金を入れた後では取り返しがつきにくい、ということだ。
もし「ENDOって、本当に大丈夫かな」と迷っているなら、入金や追加の支払いに進む前に、LINEで案件名・URL・勧誘文のスクショを投げてほしい。 金融庁の登録/無登録業者の確認や特商法表記と突き合わせて、確かめておきたいポイントを一緒に整理する。 相談は無料だ。

3つに分けて見る——発信の中身・勧誘導線・運営の透明性
情報が多くて混乱したときは、3つに切り分けて見ると整理しやすい。 これはENDOに限らず、別の案件で迷ったときにも使える見方だ。
- ①発信の中身:『1日10万円』『必ず増える』など、断定的な言い回しになっていないか。利益の根拠が示されているか。
- ②勧誘導線:SNS広告→LINE登録→初期費用、という流れになっていないか。入金を急かされていないか。
- ③運営の透明性:運営会社名・所在地・特商法表記が確認できるか。金融庁の登録業者一覧に載っているか/無登録業者として公表されていないか。
判断するときに押さえたいこと
ここまで、ENDOという仮想通貨案件をめぐって確かめておきたい4つのポイントを、公開情報で整理してきた。 タダシが確認できたのは、①暗号資産の交換サービスには登録という公的な入口があること、②無登録業者との取引では『出金拒否』『連絡不通』の声が金融庁に多く寄せられていること、③『必ず儲かる』と言い切る勧誘には法律上の線があること、④SNS・LINE型投資詐欺の被害が急増していること——ここまでだ。 ENDOそのものを『詐欺だ』と断定する材料は、当サイトでは確認できなかった。 だから最後の判断は、あなたに返す。 お金を入れる前に、金融庁の登録一覧と特商法表記だけは、自分の目で確かめておきたい。 もし迷ったら、消費者ホットライン188か、タダシのLINEに勧誘文のスクショを投げてほしい。 最終的に判断するのは、あなた自身。 ただ、その判断材料を増やすお手伝いだけは、タダシがします。
- ENDOの運営元の名称を、金融庁「免許・許可・登録等を受けている事業者一覧」で検索し、暗号資産交換業として登録があるか確認した。
- 金融庁が公表する「無登録で暗号資産交換業を行う者の名称等」に、その運営元が載っていないか確認した。
- 『1日10万円』『必ず増える』のような、利益を断定する言い回しがないか、勧誘文を読み返した。
- 初期費用・手数料を入金する前に、特商法表記(運営会社・所在地・連絡先・返金条件)が確認できるか確かめた。
- ひとりで決めず、消費者ホットライン188(通話料無料)や、当サイトのLINEに勧誘文のスクショを送って確認した。

タダシ
情報をひとつに絞らず、運営情報・料金・条件をそれぞれ確かめてみてください。判断に迷う点があれば、一緒に整理します。